自己紹介
こんにちは!4月からインターンとしてドクターズプライムに参加している大野です。ポジションは採用人事に所属しており、現在はより効率的に採用を行うための人事データベースの構築を手伝っています。
勤務を開始してから1ヶ月ほど経ちますが、まさかこんなに早くブログを担当することになるとは思っていませんでした。これもドクターズプライムが「挑戦」の精神を大事にしていることの表れかなと感じています。
ビジネスの知識や造詣が全くない状態からのスタートで、キャッチアップだけで精一杯の私ですが、周りの方のおかげで安心して働くことができています。本稿ではドクターズプライムで働き始めたきっかけや、実際に働いてみた感想について、主に会社のミッションの観点からお伝えできればと思います。
ドクターズプライムに参加したきっかけ
気づけばもう大学3年生になり、そろそろ就活しなければ…ということで、Wantedlyで医療系の長期インターンを探していました。コロナ禍での出来事や大学の授業を通じて医療倫理に興味を持ち、「医療業界へのかかわり方にはどんなものがあるんだろう?」と疑問に思ったことがきっかけです。
ドクターズプライムで働くことを決めたのは、「救急車のたらい回しをゼロにする」というビジョンに深く共感したからです。昨年の医療逼迫を目撃した中の一人として、この言葉は心に強く迫ってくるものでした。
データ上では病床の数は足りているはずなのに、さまざまな制度上の問題が災いした結果、自宅で亡くなる人が急増してしまった。行政や医療機関、患者の利害調整が上手くいかなかったために、平時であれば助かったはずの命が失われてしまったというのは本当に辛いことです。
どうにかして医療業界の構造的問題にアプローチして、一人ひとりの健康のために働きかけられないか。漠然とそう考えていた私にとって、ドクターズプライムのミッションはとてもクリティカルで切実な試みであると感じられました。
実際に働いてみて
ただ正直に書いてしまうと、私はミッションへの共感を抱くと同時に、「ビジネス」の領域で医療に携わることへの不安も感じていました。医療を市場原理の中で扱うことは日本の医療業界を貫く根源的な問題であると感じているため、「三方良しのサービスと言っても、そんなこと本当に実現できるのか?」と疑問を抱かざるを得なかったのです。
実際に入社してみて驚いたのは、そのような緊張感を皆が共有しながら、日々事業の改善を目指しているという点です。ドクターズプライムでは現在、主に給与面でのインセンティブを提示することで医療の質の向上を図っています。一方で、「経済的誘因」と「理想的な医療」が必ずしも一直線に繋がるとは限らないという考えも強く意識されています。各チームがより多角的に「医療の質」改善に向けたアプローチを追求しているのだということが、入社してすぐにわかりました。
私が参画している人事業務においても、ミッションへの共感があるか、搾取採用に繋がってしまわないかなど、各人の事情を熟慮した上で決定が行われています。
言葉で書くのは簡単ですが、企業の戦略と目的を一致させるには常に困難がつきまとうと感じています。ドクターズプライムは人の命にかかわる事業を展開するからこそ、徹底したミッションの浸透に重点を置いているのだということが、この1ヶ月でよく理解できました。
最後に
つらつらと書いてきましたが、実際の業務においてはまだまだ力不足のため、早急にキャッチアップをしなければ……と日々奮闘しています。幸い社員の皆さんはとても優しく業務を教えてくださるのでとても働きやすく、本当に助かっています。
これからもミッションを胸に刻みながら、会社に貢献できるよう自分自身の課題に取り組んでいきます。
一緒に働く仲間を募集しています
ドクターズプライムでは「救急車のたらい回しをゼロにする」というビジョンの実現に向けて、病院向けのSaaSプロダクトおよび、医師/病院間の最適なマッチングを提供するマッチングプラットフォームを展開しており、一緒に働く仲間を募集しています。
まずはカジュアルにお話ししてみませんか?
ドクターズプライムの事業や組織のことなど、ざっくばらんにお話しします。