こんにちは!ドクターズプライムの佐々木です!
組織改革シリーズ第6弾は、「組織を変えたければ、〇〇してください!?本気の朝会を大公開!」と題しまして、私たちが5ヶ月間毎朝実施をしている朝会についてご紹介をさせていただきます!
前回の記事はこちら!
朝会というと、一般的には「今日やることタスクのすり合わせ」、「最近のトピック共有」、「気合をいれる(笑)」などを実施するイメージがあるのではないでしょうか?
私たちは、組織改革・principleの浸透を目的に朝会を実施しました!
※ principleについては、こちらを参照
なぜ、朝会?
朝会の効果について
朝会を実施する上で大事にしていたこと
大公開!浸透した施策3選!!
なぜ、朝会?
朝会は、組織改革・principleの浸透を目的として午前中の1時間を活用しました。
一般的に生産性が高いと言われているお昼前の時間を、毎日1時間使っています。
なぜ、そこまでして朝会を実施するのか?答えはシンプルです!
不確実性の中を爆速でチャレンジし続けるイノベーティブなカルチャーが必要だからです!
そのために… 社員全員で、組織・カルチャーについて考えることを習慣化させる必要がありました
朝会は、週や曜日によって実施する内容を変えており、具体的には下記のようなスケジュールを立てています。
朝会の効果について
毎日実施をしている朝会。その効果はどうなのか?が一番気になるところかと思います。
(もちろん、理想とする組織へはまだまだですが…)
朝会実施する前とした後では、組織は明らかに変わってきているなと自信を持って言うことができます。
カルチャー作りという特性上、定量的な評価が難しいものではありますが、組織がよくなっていると言える理由は3つあります。
- ドクターズプライム特有の合言葉(Principle体現を称賛する言葉)を使いながら、業務をすることが当たり前に
- 朝会でチームを跨いで話すことが当たり前になったので、社内での会話量が増えた
- 採用候補者からカルチャーが明確であると言われるようになった
特有の合言葉って?って思う方いらっしゃるかと思いますが、例えば↓
「それ全体視点でいいね〜!」
「その提案、越境だね!めっちゃいいじゃん」
「Go Fastでいいね〜!」
などが、普段の業務の中でも称賛が飛び交うように。
また、称賛する時だけではなく、他者へのフィードバックをする時にもPrincipleを活用しています。
月次のチーム内メンバー間で実施をされる1on1では、互いのアクションについて称賛(good)をするだけでもなく、改善できると良いことについて(motto)を伝える時にも、Principleを活用することでフィードバックのしやすさを感じています。
朝会を実施する上で大事にしていたこと
大事にしていたことは3つあります。この軸だけは開始当初よりぶらしませんでした。
- 毎日必ず1時間、実施すること
- 浸透をさせるためには、習慣化をさせることが大事。そのために、やると決めたことはやり切るマインドを持ち続ける。
- Principleの多義性を減らしていく場にすること
- 会社が目指す理想の姿を作っていくには、どのような行動が必要とされるのか?について社員全員で理解・認識を揃える
- Principle浸透へオーナーシップを持てる機会を作ること
- 誰もがオーナーシップをもって、Principle浸透のためのアクションを取れるようにオーナーシップをもつことができる機会を作りました
大公開!浸透した施策3選!!
これ浸透に効いたな!という施策3つをご紹介させていただきます!
①Principle 言えるかな?一義性チェックテスト
目的 - Principleの一義性を揃えることで、組織として目指すべき姿をより具体的にする 施策内容 - Principleを体現できる・称賛できる ようになる前に、理解する。覚えることが大事だと考え繰り返しチェックテストを実施しました。Principle名だけではなく、具体的な行動原則、do/don’tについてもチェックテストを行うことで、「理想の行動」の認識を揃えることができました。
②:あ、これってPrincipleじゃん。体現ナイス!振り返り習慣!
目的:日常業務の中でPrincipleを意識する習慣作り 施策内容 - 業務終了のチームごとのcheck out時に、その日の振り返りを実施。振り返りの内容を他者へ共有する中で、その人が体現していたPrincipleについてのフィードバックを行う。Principleとよかったアクションを紐づけることで、Principle体現の成功体験を積むことができています。
③:チーム対抗!これが私のPrinciple浸透施策!
目的:Principle浸透のオーナーシップ醸成 施策内容 - チームごとに担当するPrincipleを分担し、Principleを組織で浸透させるためにはどんな仕組み・施策が有効かを考えてもらい、実際に実行をしてもらいました。 - 朝会で実施をしたもので、効果が見これまれそうなものについては仕組みに落とすサイクルを作ることで組織をよくしていくための、仕組み作りをしています。
まとめ
最近読んだ「最強チームを作る方法」という本の『理想と現実をつなぐ物語』という一節にこんなことが書かれていました
モチベーションは個人の資質ではなく、2つの対象に注意を向けるというプロセスの結果だとわかる。 「ここが自分の今いる場所、そしてここが行きたい場所」というわけだ。 大切なのは、現実と理想をしっかりとつないでおくことだ。理想を物語にして、何度も語ることだ。 物語は現実を覆い隠すものではなく、現実を創造するのだ。物語に触発されてモチベーションが生まれ、それが行動を起こし、やがて理想が実現することになる。?
理想としている組織・チームを言語化し、みんなが腹落ちするまで繰り返し伝えています。
カルチャーづくりは、一朝一夕でできることではないため、覚悟と時間が必要なことです。
ただ、これが事業を創造していく上で、重要であると考えているため、これからも朝会を理想と現実をつなげる場として盛り上げていければと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました!
公開予定の記事はこちら
- 組織変革シリーズ導入編
- 事業編
- 組織変革シリーズ実行編
- 理想像を決める
- みんなにくり返し伝える
- 涙あり、笑顔あり、清々しさありの「組織変革キックオフ合宿」- vol.5
- 全社員、毎朝1時間で続けてる「浸透させる朝会」 - vol.6
- 毎週ともに学び合う「組織作り勉強会」 - vol.7
- 浸透の弾み車を回す
- ルール作り(Principle体現が報われる「評価制度」) - vol.10
- 仕組み化 - vol.8
- 相互理解のための「ギフト1on1」
- 気軽に持ち運べる「Principleカード」
- イノベーションのための「7.5%ルール」
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- ※ 番外編
- ドクターズプライムの人気PRINICPLE -vol.4.5-
- 組織変革後の開発スタイルは? - vol.9
- ドクターズプライムで働くことに興味を持っていただいた方へ - vol.11