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人事制度パッケージ "Save Life Kit" を導入しました!

こんにちは。ドクターズプライムの髙橋です。 ドクターズプライムではコーポレート部門全体とプロダクト部門の担当役員をしています。

このたびドクターズプライムでは、健康かつ成果を出しやすい働き方をサポートするための人事制度パッケージとして “Save Life Kit”を導入しました。

この記事ではSave Life Kitとはなにかや、その導入背景をお伝えします。

Save Life Kitってなに?

Save Life Kitは健康かつ成果を出しやすい働き方をサポートするための人事制度をまとめたパッケージです。

新しく導入された人事制度パッケージ "Save Life Kit"

ドクターズプライムのValueのひとつ、"Save Life"に込められた2つの意味に沿う人事制度を含めたパッケージとなります。

ひとつめは『利益より命』という意味に基づく、"健康に働ける"という観点、ふたつめは『成功こそが命を救う』という意味に基づく、"成果を出しやすい環境"という観点です。

このSave Life Kitはドクターズプライムで働くすべてのひとに適応されます。(※一部の制度は正社員のみの適応)

この人事制度パッケージは、救急手当のための道具が入っているFirst Aid Kit(救急箱)から着想を得て、Save Life Kitと名付けられました。ドクターズプライムが掲げるバリューのひとつ “Save Life” の概念から、健康に成果を出しやすい働き方のための道具がはいったキットをイメージしています。

今後はこのSave Life Kitの中身を拡充させていく形で働きやすい環境を整えていきます。

Save Life Kitが生まれるまで

人事制度や福利厚生でも方針が重要

より働きやすい環境が必要だし、そのサポートを会社が積極的にしようという経営の方針はあったものの、これだと思えるような具体的な人事制度の方針が定まらず、なかなか制度の充実にはつながっていませんでした。

人事制度や福利厚生にも一本筋の通った指針が必要です。

たとえば私が在籍していたメルカリでは当時、「アップサイドメリットをつくらない、ダウンサイドリスクをカバーする」という福利厚生・人事制度思想のもと、ライフステージの変化によって発生する働きにくさ(ダウンサイドリスク)を回避する意図で育児・介護補助中心として人事制度パッケージ、merci boxが整備されていたり、社食や住宅手当などのアップサイドの補助はやらないという人事制度の指針があり、非常に納得感が高かったことを覚えています。

ドクターズプライムに適切な人事制度の指針はなんだろうと考え、自分たちの行動指針であるValueに立ち返って考えた結果、Valueのひとつである「利益よりも命 -Save Life-」に行き着きました。

このSave Lifeに基づいて「より長期で健康かつ成果を出しやすい働き方ができるようにサポートする」という思想を人事制度の方針に据えました。

多様な同居家族を広くサポート

また、サポートする対象を同居する家族にまで拡張しています。

長く健康で成果に集中できる環境を実現するためには、自分自身の健康だけではなく、同居する家族の健康も同じくらい重要です。

同居する家族の健康が保たれていなければ、本人も高いパフォーマンスを維持して健康に働き続けることは難しいです。

さらに「家族」の概念をひとつ取っても、多様なあり方がある現代において家族の概念も拡張されてしかるべきだと考えます。

ドクターズプライムでは多様な家族のあり方を尊重し、現行の法制度の枠組みだけで定義される家族のみならず、現実に即してより広く解釈したいと考えました。

その第一歩としてまずは「性別を問わず婚姻関係に相当するパートナー」を家族と解釈し定義しています。

運用にあたって、なにが婚姻関係に相当するのか、については法的な根拠や証拠は不要です。

ドクターズプライムで働く本人が婚姻関係に相当するパートナーだと判断するのであれば、他の誰が、他の制度が、国がどう扱おうとも、それは家族です。

健全な制度の活用を念頭において、ドクターズプライムで働く各位にその判断を委ねています。

具体的な中身をご紹介

Save Life Kitの中でも特徴的なものをいくつかピックアップして紹介します。

1. 同居家族を含む、インフルエンザワクチン接種の全額サポート

インフルエンザワクチンの接種費用をサポートします。

また、感染症は本人だけの健康をサポートしても、家庭内での感染が広がってしまうと、健康に成果を出し続けることが難しくなります。

そのため、対象範囲を同居家族にまで拡張して運用を行います。

2. 入社時に有給10日 + 家族の体調不良にも使えるSick Leave 5日

一般的には入社後半年経ってから付与される有給休暇を入社時にすべて付与します。

加えて同居家族の体調不良にも使える特別休暇としてSick Leave 5日分が付与されます。

小さいお子さんがいる方や介護の必要がある家族と同居している方は、入社後半年を待たずに突発的に仕事ができない状況が生まれます。 そういった場合でも柔軟に対応ができることを意図して整備されました。

また、同居家族の病気や体調不良などでサポートをする必要に迫られることもあります。そういった場合でも本人の体調不良でなくとも使用できるSick Leaveを用意しました。

3. 人間ドックの受診を全額サポート

企業は年に一度の健康診断の実施が義務付けられていますが、更に詳しく健康リスクがないかを定期確認する手段として、人間ドックの受診をサポートします。

健康診断の代わりの位置づけとし、法定健康診断の内容+αでより詳しく、自分の体の健康状態をチェックできる機会を作ります。

また、自分の健康や身体状態の確認を通じて、事業ドメインである医療を実体験を伴ってより詳しく知っていく良いきっかけになると考えています。

4. 社内および協力医師による健康相談サポート

社内やその他協力医師による健康相談をサポートします。

実際に社内でも体調が悪いという話をslackに投稿すると、医師からアドバイスを貰えることがあり、親身になって話を聞いてもらえる専門家が身近にいることのありがたさを実感しています。

もちろん家族等、本人以外の健康に関する相談でもOKです。

蜂窩織炎という病気にかかったときのSlack

番外編: 他にもこんなものが上がっていました

まだ実施が決定されてはいないですが、過去に議論に上がっていたものをお見せします。

  • 禁煙外来の補助
  • 花粉症舌下免疫療法の補助
  • スポーツジム利用の補助 etc.

これらは現時点でまだ導入が決まっていないだけで、棄却されたわけではないので、今後追加される可能性があるものになります。

おわりに

ドクターズプライムでは、今後もSave Life Kitを拡充させて、長く健康で成果を出しやすい働き方をサポートしていきます!

一緒に働く仲間を募集しています

ドクターズプライムでは「救急車のたらい回しをゼロにする」というビジョンの実現に向けて、病院向けのSaaSプロダクトおよび、医師/病院間の最適なマッチングを提供するマッチングプラットフォームを展開しており、一緒に働く仲間を募集しています。

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