ドクターズプライム Official Blog

「救急車たらい回しをゼロにする」ドクターズプライムの公式ブログです

ドクターズプライムOfficial Blog

未経験PdMがβ版から新規プロダクトのローンチまでを遂行!試行錯誤の連続だった過程で得たものとは

7月に正式ローンチされた「Dr.'s Prime Academia(ドクターズプライムアカデミア)」は、実は未経験PdMによるβ版検証を経て事業化、サービス化したという経緯があります。

今回はその立役者でもあり、プロダクトローンチに向けてPdM(プロダクトマネージャー)として活躍した吉田さんにインタビューしました!

ミッションの達成に繋がることならやる

PdMやることになった経緯を教えてください!

私はこれまで、営業やカスタマーサクセス、マーケティング、コーポレートなど、会社として事業を伸ばしていく上でその時々に必要になる役割を担ってきました。業務は変われど、ずっと走り続けてこれたのは入社以来ずっと会社のミッションに共感しているからだと思います。ミッションの達成に繋がることならなんでもやろうとチャレンジし続ける気持ちは大事にしてきました。今回のPdM業務もその延長線上でした。

最初は代表とメンバー数名で新規事業のタネ探しをしていて、いくつかのアイディアを形にしていました。勉強会サービス「Dr.'s Prime Academia(ドクターズプライムアカデミア)」もその一つです。ユーザーインタビューでのインサイトやアイディアを元に、実際にNotionとWraptasというツールを使って、β版を作っていました。β版はコンセプト自体も徐々に変わりながら、「Dr.'s Prime Academia」に辿り着きました。それから軌道に乗ってきたタイミングで実際のプロダクトとしてローンチにする方針が決定し、その流れでPdMとしてローンチまでを進行することになった形です。

そのため、以前から“PdMをやってみたかった”と考えていたというよりも、新規事業企画という役割から成り行きで担った形ですね。もちろん会社から役割が空いているがやるか?という問いはあって、新規の種を見つけるだけでなく、サービスグロースするところまで出来るのはチャンスだなと思って、やります!と返答しました。ただ後から振り返ると、新規事業企画として、どうやって事業を作っていくか?どうやってユーザーへ価値を提供するのか?という観点で、ソリューションをプロダクト問わず考える視点が鍛えられたと思っています。なので、PdMという役割が明示的になったものの、求められるスタンスは変わっていないなと思っています。まだまだサービスを立ち上げたばかりなので、PdMだからといってプロダクト作りだけに閉じず考えていく必要性もあると思っているので、自ら役割を狭めず広い視点で事業成長に貢献できたらと思っています。

事業を伸ばすためにやることは同じ

– ミッションに共感していろんなことにチャレンジする姿勢、尊敬します!

実は私、祖母を亡くしたことをきっかけに医療業界へ関心を持つようになったんです。就職活動などをしている中でドクターズプライムに出会い、「救急車のたらい回しをなくす」ことを目指していると知ったときは、“この世界線があのとき実現していたらよかったのに”と心底思いました。だからこそ、これまでもこれからもミッション実現のために尽力しようと考えていますし、職種などの役割には固執しないスタンスで働けているんだろうなと思っています。

とはいえキャリアに悩んだこともありました。もちろん手段にとらわれず、必要なことに対して仕事していくぞ!と思えているのはミッションに共感しているからこそですが、ある職種を極めて専門性を高めている人たちを間近にすると、大丈夫かなと不安になることもありました。

ただ、今回PdMをやってみて、手段は違えど、事業を伸ばすために大事なことって共通しているなと思えるようになりました。今まで営業やマーケをやってきたことも地続きでつながっていて、現場からインサイトを得て、適切なソリューションを考えて、ユーザーにアプローチして改善するというのは共通しています。まだ勝ち筋が見えてない環境でその力がついてくれば、役割や環境が変わってもたぶん大丈夫!今色々な業務を経験している人でキャリアに不安に思う人がいれば、職種によってアプローチする手段は違えど大事なことは共通してるし、それぞれの経験を通して多角的な視点が強みになると思うので、不安になりすぎないで大丈夫と声をかけたいです。

プロダクトローンチを経て身についたと思うスキルや考え方はありますか?

考え方や打ち手の幅が広がったと思います。例えばDr.'s Prime Academiaをこれからさらに成長させていくためにはどのようにすべきか考えるとき、ユーザーインタビューやデータからインサイトを得て改善していきますよね。フィードバック次第ではプロダクトの使いやすさや機能など開発側の改善のほかに、そもそもサービスのコンテンツの企画や数が重要だってこともあります。そんなとき、ユーザーの機能に問わずどこからテコ入れすべきなのかといった優先順位や、最善の打ち手は何なのか、今までやってきたことから染み出して考える幅が広がりました。プロダクト開発の視点も理解できたからこそ、新たな武器が持てたというか。これはPdMを経験して得られたスキルだと思います。

ユーザーへリリース告知する瞬間

“上司頼り”にしない自ら打席に立つ働き方

やってみていかがでしたか?

PdMは初めての経験だったので、わからないことがわからない状態からスタートしました。当時事業部でPdMは私1人でしたし、このやり方が正解なのかな?といった不安は常にあったように思います。ただ、わからないことをわからないと素直に言えて、打席に立ってチャレンジするのが大事なんだなと久しぶりに初めての経験をして改めて実感しました。やってみてよかったです。

実はサービスをリリースした日、みんなで盛り上がれたのは嬉しかったんですが、心の底から喜べてなかったところがありました。それは、うまくいってるのかどうかは自分の中では初めてで比較できるものがなかったので判断できず、一緒に仕事しているメンバーやユーザーからしか得られないと思っていたからです。

祝リリース!@全社オフサイト

やっと喜べたのは後日開催された全社オフサイト(社内イベント)でした。リリース後はじめてフランクにお酒を飲みながら話ができる場があったのですが、そこでエンジニアの矢口さんから「働きやすかったです」って声をかけてもらえて、その時はようやくほっとして嬉し泣きしてしまいました(笑)その後、みんなから感想聞いてみよう!って上長がアシストしてくれて、働いたメンバーから一緒に働いた感想やフィードバックをいただきました。みんなからコメントをもらえて、やっと終わったというか、無事にローンチができたんだなと実感できました。みんながフォローしてくださってるのかな?と思える場面もいくつかあった分、一緒に働いたメンバーたちから言葉をもらえるのは嬉しかったです。PdMは1プロジェクトで複数人が同じように動く職種ではないと思うので、1人だったからこそ得た経験はすごく印象的でした。

力不足を感じることもありましたが、もちろん意識して取り組んだこともあります。それは、はじめての仕事だからと“上司頼り”にしないことでした。例えば上司に全部のミーティングに参加してもらうとか、困ったときに相談するようにして都度判断を仰がないとか。一緒に作っているメンバーは近くにいるからこそ、考える上で判断材料として必要なことはメンバーに取りにいきつつ、まず自分で考えて意思決定をするのを大事にし、上長判断を委ねるという甘えをしないようにしていました。自信がないと発言するのが億劫になったり、心配になってその場にいる人達に甘えてしまう性格だったりするので、打席に立つためにあえて必要以上に上司を巻き込まないようにするのも大事だったかなと思います。初めての経験の中でも、打席に立つスタンスを後押ししてくれた上司や周りの働くメンバーには感謝しています。事業の成長と共に、求められる役割が変わったり新たな挑戦ができると思いますが、そういう中で成長意欲と柔軟性があればドクターズプライムは年次問わずチャレンジを後押ししてくれる会社だと思います。

最後に

ドクターズプライムでは仲間を募集しています!募集職種などはこちらからご覧ください。

careers.drsprime.com

もしドクターズプライムが気になる!という方がいらっしゃいましたら、ぜひカジュアル面談お待ちしております。

meety.net