突然ですが、この記事をご覧のあなたはドクターズプライムにどんな印象をお持ちですか?
「医療系ベンチャーとは知ってるけど…。」
「医療業界知見のある人が多く働いていそう…?」
など、社名は知っていても詳しいことはわからない、なんて方もいるのではないでしょうか。
そこで今回、4月の会社設立5周年を契機に、はじめて会社説明会を開催しました!
このご時世のためオンライン開催となりましたが、弊社の事業や、もし入社すればどんな活躍や挑戦ができるのかなどを知っていただく機会になればと思い実施したものです。
今回はそんな会社説明会がどのようなイベントだったのか、当日の様子をレポートします!
ドクターズプライムが目指す世界とは
まずは代表の田からドクターズプライムが目指す世界観をご紹介するセッションです。 本セッションでは大きく分けて4点についてお話ししました。
- 「救急車のたらい回し」を取り巻く環境
- 医療業界の課題
- ドクターズプライムが目指す未来
- 目指す世界の実現のために展開している事業
セッション後には早速、参加してくださった方から質問がありお答えしました!
Q:医師の働くモチベーションは何でしょうか?
A:医師は目の前の患者さんを診察するだけではキャリアアップにつながりません。つまり、医師にとっては「患者さんを助けること」に対するキャリア、給与面でのインセンティブが薄い現状が課題となっています。
キャリアアップを目指す医者がすることは、論文を書いたり研究をしたりすることです。 これにより大学病院の教授、病院の診療部長、病院長を目指す医師や、勤務医のキャリアから開業医のキャリアに転向する医師もいます。そうした現状を新しい評価経済をつくり変えていきたいです。
※こちらについては以前公開したブログでも解説しています。 詳しく知りたい方は以下の記事をご確認ください。
共同創業者が語るカルチャーと目指す組織像
続いて登壇したのは取締役 / 共同創業者の高橋です。 本セッションでは大きく分けて3つご紹介しました。
- 組織体制(職種や年齢構成、ジェンダー比など)、働き方
- Value/カルチャー
- 人事制度
二人が当日投影した資料の一部は、こちらからもご確認いただけます。
経営陣とメンバーが赤裸々に答えるQAセッション
セッションのあとはQ&Aの時間を設けました。こちらのセッションには経営陣のほか、エンジニアの島谷、石谷、生沼がサプライズ参加!
リアルタイムにいただいたご質問にその場でお答えしていきました。
Q:メンバー数と比較すると多めに新規事業を立ち上げている印象が個人的にはあります。将来的なシナジーなども見込んで早めに仕込んでいるなど、構想があれば聞いてみたいです。
A:「医師の評価経済をつくるためにできること」を軸に、新規事業を立ち上げています。足元は先ほどご紹介した事業を展開していますが、実は去年、一年かけて新しいタネを探す期間でもありました。実際アイディアとしては9つほど浮かんでいてまだまだ手が足りないので、ぜひ仲間になってもらえたら嬉しいです!(代表/田)
Q:入社後どういった方がご活躍されていますか?なにか知っておいた方がいいことや準備しておいた方がいいことなどがあれば教えてください。
A:長期的な視点を持ちつつ、トライアンドエラーできる方がフィットしやすい印象です。医療ドメインはクラシックな業界なこともあり、私たちが目指す新しい医師の評価経済の実現には時間を要します。逆に医療ドメインへの知識については入社後の取得でも問題ありません。会社としては当直の現場に同席できる機会も設けています。そのため、相反する物言いにはなりますが、トライアンドエラーしながら想いを形にできる人はすぐに活躍できる環境です。(取締役 / 共同創業者/高橋)
Q:社内のエンジニアさんも参加されてると拝見しました。質問です。転職の際、次のキャリアに求めていたものはなんでしたか?さらに実際入社してから、実現できた/できそうでしょうか?
A:転職前から社会的に意義のある事業に関わりたいと思っていたことと、入社タイミングでは1からエンジニア組織の立ち上げができる環境があったことが大きいです。(エンジニア/生沼)
A:根本にあるのは、生沼さんと同じく社会貢献ができるかどうかといった考え方でした。加えて、転職のたびに組織規模が小さくなっていくキャリアを歩んできたので、以前のキャリアで感じていた課題を、より早いタイミングで解消しつつ、組織を大きくしていくことに挑戦したいと思ったことが大きいです。(エンジニア/石谷)
A:もちろん他の業界も社会貢献度は高いと思っているのですが、医療業界は他と比べて、より自分が関わって誇りに思えそうな領域だと思いドクターズプライムを選びました。また、技術力を研鑽するだけでなく、よい技術力を持っていいビジネスを立ち上げ成功させる、ビジネス的な観点での挑戦をしたかったのも大きいです。(エンジニア/島谷)
Q:いまのバリューを選んだきっかけやエピソードを教えてください。
A:組織づくりの参考にしたのは「あなたのチームは機能していますか」という本です。こちらの本では、組織が機能不全を起こす要因は5段階あると解説されています。そしてその組織崩壊を加速させる2つが、要約すると「信頼の欠如」と「衝突を恐れること」でした。そこでドクターズプライムのバリューでは、その2つを引き起こさない環境づくりのためにも、「WEAKNESS & ACCEPTANCE」「BE CANDID」を掲げるようになりました。(取締役 / 共同創業者/高橋)
Q:技術的にチャレンジングだとエンジニアの皆さんが感じていることを教えてください。
A:自分の得意領域以外の業務もやっていく必要があることです。例えば私はもともとバックエンドエンジニアとして入社しましたが、必要に応じてフロントエンドや情報システムなどにも取り組みました。未知の領域に挑戦すると学ぶことも多いのでとても良い環境だと思います。(エンジニア/生沼)
A:エンジニアリングでいうとドクターズプライムで重視しているSIQ(スピード、インパクト、クオリティ)という3つの要素のバランスをどのように実現するかは重視しています。特にスタートアップ企業では、スピードを担保しつつクオリティを維持したインパクトのある開発を求められるので、このバランスをいかにとるかを意識し、挑戦しています。(エンジニア/石谷)
A:スタートアップはどうしても人材リソースが潤沢な開発組織の実現が難しいので、「何をつくらないか」を考えて動くことが大事だと思っています。ここにプロダクトマネージャーに依存せず関わっていける環境はチャレンジングです。さらに、これから立ち上がる事業も含めて、プロダクト同士の連携も見据えた開発が予想されるので、長期的な視点での開発は新たな壁になると思います。(エンジニア/島谷)
最後に
今回はドクターズプライムのリアルな様子を少しでもお伝えできればと思い、会社説明会を実施しました。今後もイベントやブログなどを通して、ドクターズプライムのことをお届けしていく予定です!ぜひご期待ください。
ドクターズプライムでは現在積極採用中です! 少しでもご興味ある方は是非こちらのページをご覧ください。ご連絡お待ちしております!
登壇者紹介
代表取締役 / 医師:田 真茂
聖路加国際病院にて初期研修を行い、研修医優秀賞を受賞。都内随一の救急対応数を誇る、同病院の救命救急センターで、当直帯責任者として断らない救急を実践する。2016年より株式会社メドレーに参画。業務時間外で勤務した市中病院での救急当直の現場で、救急車が断られるという課題に直面。断らない救急医療を実現するという想いから断らない医師募集サービス「Dr.ʼs Prime」を開始。
取締役 / 共同創業者:高橋 京輔
株式会社サイバーエージェントの米国支社、CyberAgent America, Incの創業に参画し、北米向けスマートフォンゲーム事業の立ち上げを経験。国内大型ゲームタイトルのプロジェクトマネジャーを経て、2016年より株式会社メルカリにて米国向け、日本向けのアプリのプロダクトマネージャーとして、製品開発に従事。中学高校時代の同級生である田とドクターズプライムを創業。