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ドクターズプライムで地方勤務やってます

こちらはドクターズプライム Advent Calendar 2021の5日目の記事です。昨日の記事はこちら

こんにちは!福島県から地方勤務をしている石谷 (@Issuy_)です! 今日はドクターズプライムのリモートMIX環境について紹介していきます。 それではいきましょう!

リモートMIX環境とは

在宅勤務とオフィス勤務を協調させる概念としてこの単語を使っています。

弊社では元々オフィス勤務を主軸としたワークスタイルの人が大半でした。なので直近でも多くの人がオフィス勤務を主軸にしつつ、ソフトウェアエンジニアを中心に在宅勤務とオフィス勤務をうまく混ぜ合わせたワークスタイルをとっています。 私はというと、2021年9月から福島県に移住してフルリモートで勤務しています。

このような在宅勤務とオフィス勤務のどちらも選択できる職場環境の中で、会社として大事にしているのが一体感を持って働けているかという観点です。事業をスピード感を持って進めていくために、在宅勤務 or リモート勤務を問わず一体感を持って取り組めていることを重視しています。

そのため在宅勤務を主軸とする「リモート環境」という言葉ではなく、在宅勤務とオフィス勤務の両者が一体感を持って働ける環境として「リモートMIX環境」という言葉を使っています。

リモートMIX環境の整備

ではどのようにリモートMIX環境を実現しているのか、その施策について3つ紹介していきます!

在宅勤務とオフィス勤務がいつでも繋げられる環境

まずは普段の仕事風景から。オフィスには据え置きのPCを一台設置していて、このPCが在宅勤務している人とオフィス勤務している人とが近い距離で一緒に働いているような空気感を作ってくれています。

リモートMIXのために設置されているPC

このPCは執務エリアを見渡せる位置に置かれていて、オフィスの映像や音声が常に配信された状態になっています。在宅勤務の人は好きな時にこの配信にアクセスすることができ、オフィスで話されていることやその様子を見ることができます。

反対にオフィス側からも配信にアクセスしている人の様子を見ることができます。誰がアクセスしているのかがこのPCに表示され、その人がカメラをONにしていれば在宅勤務している側の映像も表示されます。

これを実現するためにoViceというバーチャルオフィスのサービスを利用しています。オフィス側のPCをバーチャルオフィス上で映像と音声をONにして待機させておき、在宅勤務をしている人がこれに接続することでお互いの様子を知ることができます。

ovice.in

このような仕組みによって自然とお互いの顔を見る機会ができ、物理的に離れていても同じオフィスで働いているかのような空気感が作れていると思います。特に私はフルリモートなので、業務で直接関わらない人との接点は多くありません。それでもバーチャルオフィス越しに顔を合わせる機会があることで、その人達のことを身近に感じながら働けている実感があります。

リモート会議でもそれぞれの表情が見える

次はミーティング時の風景です。リモート会議では参加する全員がGoogle Meetに接続していて、オフィス側の音声の入出力は代表者が外付けの会議用マイクスピーカーを接続して通話性能を上げています。また全員がカメラをONにすることで、それぞれの表情を見ながら会話ができてやり取りがしやすい環境になっています。

リモート会議の様子
※マスクをしている人がオフィスから繋いでます

「それぞれの表情が見える」というのはやはり大事で、在宅勤務をしている側は「誰が会議に参加しているのか」や「いま誰が喋っているのか」を認識できます。同時に「喋っているが音声が入っていない」というのも即座に認識でき、リモートならではのトラブルへの対処もスピード感を持って対処できます。

週の締め会でも空気感を共有

最後に全社MTGでの風景です。ドクターズプライムでは毎週金曜日にAll Handsミーティングという締め会をしていて、全社員が集まって成果を共有します。ここで活躍するのがiPadです!

iPadはオフィスのオープンスペースに設置されていて、いつでもリモート会議ができる状態になっています。オープンスペースは休憩時にも使われていて、在宅勤務の人とのシャッフルランチをする場合にもiPadで接続しています。締め会もこのオープンスペースで行われていて、毎週iPadと接続して実施しています。

オープンスペースに設置されているiPad

このiPadの良い点は、オープンスペースに集まっている全員の様子を俯瞰して見られるところです。誰がどこに座っていて、誰が誰に向かって話しかけていて、どういった事が起こっているのかという情報は先述したリモート会議のやり方だけではどうしても欠けてしまいます。それを補うために、iPadでは全体を見渡せる視点での映像を配信するようにしています。

iPadからの視点

ここで工夫しているのが、超広角レンズの活用です。iPadのカメラでは広い視野での映像は捉えることができません。そこでクリップ式の超広角カメラレンズを付けて、この課題を解決しています。2000〜3000円くらいの商品なので、割とお手軽に解決できました。

iPadにはクリップ型の超広角レンズを装着しています

特に締め会には「お互いの労をねぎらい、来週もまた頑張っていこう」という意味合いもあるので、この空気感が共有できることが非常に大事です。締め会の後にはお疲れ様会もあって、その週の誕生日の人を祝い合ったりもしています。もちろん在宅勤務の人も参加してます!

締め会の後の誕生日祝い(スクリーン上ではしゃいでるのが私です)
※写真撮影時のみマスクを外しています

リモートMIX環境の今後

今回はドクターズプライムのリモートMIX環境についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

リモートMIX環境の整備についてはソフトウェアエンジニアを中心に定期的に振り返りをしています。最近ではソフトウェアエンジニア以外の人達も在宅勤務を活用する割合が増えてきたので、課題の収集範囲も広げていき、より最適なリモートMIX環境へと繋げていきたいです。

まだまだ課題はあるので、少しずつ試行錯誤を重ねていきたいと考えています。その内容についてはまた記事にしていくと思うので、ご覧いただければ幸いです!

一緒に働く仲間を募集しています

ドクターズプライムでは「救急車のたらい回しをゼロにする」というビジョンの実現に向けて、病院向けのSaaSプロダクトおよび、医師/病院間の最適なマッチングを提供するマッチングプラットフォームを展開しており、一緒に働く仲間を募集しています。

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