吉田は、大学3年生の時にインターンを2社経験した後、ドクターズプライムでインターンとして働きはじめました。その後、大手人材会社の内定を辞退し、ドクターズプライムの社員第1号として2018年10月に入社しました。ドクターズプライムへの思いに迫るべく、広報チームから吉田にインタビューを行いました。
この記事に登場する人
吉田 恵里花
ドクターズプライムでのインターンを経て、大手人材会社の内定を辞退し、ドクターズプライムの社員第1号として2018年10月に入社。現在はセールス・BizDev職として新規顧客の開拓に従事。
創業期メンバーだからこそ、周囲に良い影響を与える存在になりたい
ードクターズプライムでは現在どういった仕事をされていますか?
顧客開拓・医師求人拡大に向けて、企画や商材設計、目標設計、進捗管理、メンバーサポート等を行っています。
ードクターズプライムの運営メンバーとして意識していることはありますか?
メンバーも増えつつあるなかで、立ち上げ期からいるからこそ、自分が組織全体に与える影響が大きくなることは意識しています。自分の言動が組織にとって適切だったのかを常に考えています。
ー吉田さんにとって良い影響を与えるとはどんなことでしょうか。
良い影響を与える行動とはバリューを体現した行動だと思っています。
自分がバリューを体現することはもちろん、他のメンバーもバリューを体現できるよう、チームを客観的に俯瞰する意識を持っています。 自分だけでなく周囲もバリューを体現する意識を持ち合うことで、いいカルチャーを作っていきたいです。
ーいいカルチャーを作っていくために具体的にはどんなことをしていますか?
一人目の社員だから、組織全体に対してバリューを体現できるように働きかけています。 (代表取締役が語るミッション、ビジョン、バリューについてはこちらから)
たとえば、バリューを体現しているメンバーがいたら「いいね」と伝えますし、反対に、バリューの体現を妨げる行動なのではないかと思ったら「もう少しこうしたほうがいいよ」と1 on 1で率直に伝えるようにしています。
ーいいカルチャーを作るために、他に意識されていることはありますか?
私にはミッション・ビジョンに関連する医療体験があるため、ミッション・ビジョンへの共感や理解は強いので、それをもっとメンバーに伝えたいと思っています。
自分の体験とドクターズプライムでの経験から感じた、医療業界の課題を解決したいという思い
ー吉田さんの医療体験について聞いてもいいですか?
私のミッションへの共感の基にあるのは、3年前に祖母が亡くなった時の経験です。
胸が痛いと言っていたので病院に付き添ったのですが、入院を考えるくらいの症状だったのに、特に治療を受けることなく診察が終わってしまいました。そして診察の2日後に亡くなってしまったんです。
あの時ちゃんと診てもらえるよう強く言えばよかったと自分を責めました。
でも、ドクターズプライムの仕事を通じ、病院関係者とお話しする中で、あの時祖母が亡くなってしまったのは、誰が悪いということではなく医師の働く構造や環境に問題があったんじゃないかと思うようになりました。
また、医師は聖職者ではなく1人の人間だという理解が深まりました。自分と同じで調子が悪い日もあるし、頑張っても評価されない環境で常に頑張るのって難しいことだなって。
今まで気が付かなかっただけで、医療業界の不透明さ、情報の非対称性さがあの時もあったんだと思い、それを解決したいと思うようになりました。
苦労とやりがいが背中合わせだったこれまで
ー入社された2年以上経ちますが、この2年を振り返っていかがですか?
新卒でスタートアップに入社するのは “苦労とやりがいが背中合わせ”だと実感していますね。
自分が頑張るほど事業成長に寄与できること、常に最善策を考えて実行できること、チーム・自分ののびしろを感じるので、やるべきことがたくさんあることは大きなやりがいになっています。
一方で、社員1人目として入社したのでロールモデルがいないのは苦労しています。
社員がどんな働きをしたらいいのか具体的な例がない。分業化された大きな組織と違って手取り足取り指示があるわけではありません。そのため、自分で理想を描いて具体的な行動に落とし込まなくてはならないのが難しかったですね。
入社当初は役員2人と自分の3人でミーティングをやることも多くて、ディスカッションへ積極的に参加できませんでした。話についていけないし、どういう役割でここにいればいいのだろうかと悩んでいましたね。
ーそういった苦労はどのように解決されていったのでしょうか?
基本的なことですが、たくさんミーティングに出て発言しました。
また、役員へ自分の意見を率直に話す機会を設け、直接フィードバックをもらうことで、経営目線を持てるように努力しました。
こうしたことで自分の視座が上がっていき、課題に対してその場の解決策を考えるのではなく、ミッション・ビジョンを実現するため、会社の理想像のために自分が何をすべきか考えられるようになりましたね。
「仕事の意義を大事にしたい」職種や業務内容にとらわれずに仕事をする
ードクターズプライムで働く中で、印象に残る出来事はありますか?
立ち上げ期ということもあり、入社して1年半で様々なチームを経験したので、その経験の一つ一つが印象深いです。個々のチームの状況を把握して業務のオペレーションを整えたり、人事配置を変更したりといった体制づくりをやることが多かったです。
私は、仕事の具体的な内容よりも、仕事の意義を大事にしています。もちろん、適性のあるなしはありますが、どんな職種で何をしていても「救急車のたらい回しをなくす」ことに貢献していれば業務の内容はあまり気にしません。
ーこれからはどうなっていきたいですか?
まずは、ドクターズプライムの事業を大きくしていきたいです。 そして、自分が死ぬときに、この世に自分が生きた価値が残せたと思える人生を歩みたいです。
立ち上げ期を経験して思う「一緒に働きたい人」とは?
ードクターズプライムで働きたいと思ってくださる方へメッセージをお願いします!
スタートアップはキラキラしたイメージを抱かれがちです。でも実際は泥臭くミッション・ビジョンの実現のために最善策だと思うことをひたすらやっていく環境です。
だから、最適解がわからなくても手探りでやる、ルールや前例がなかったら自分で作り出すことができる人と一緒に働きたいと思っています。
そして、たらい回しをなくしたいと思う人、目的のために頑張れる人と働きたいです。
ミッションへの思いが強いと、「このミッション・ビジョンを実現するために会社・自分はなにをすべきか」と目的ベースで考えられるので、活躍してもらえるのではないかと思います。
一緒に働く仲間を募集しています
ドクターズプライムでは「救急車のたらい回しをゼロにする」というビジョンの実現に向けて、病院向けのSaaSプロダクトおよび、医師/病院間の最適なマッチングを提供するマッチングプラットフォームを展開しており、一緒に働く仲間を募集しています。
まずはカジュアルにお話ししてみませんか?