これは、インターンブログです。
インターンとして入社して約9ヶ月間働き、現在は社会人1年目として働いています。
インターンを始めようか迷っている方、どんな会社でインターンをしようか迷っている方、就活が終わって残りの学生生活何をしようか悩んでいる4年生、そしてドクターズプライムに興味がある方に読んでいただければ幸いです。
自己紹介
2019年卒として2018年6月に就活を終え、7月から卒業間近の3月末ギリギリまでインターンをしていました。
苗字が少し覚えにくいので、社内ではきゃすてぃと呼ばれています(純日本人です)。 4月からは外資系の医療機器メーカーで働いています。
ドクターズプライムでは、カスタマーサクセスチーム、サポートチームを経てプロダクトオペレーションズチームのリーダーを務めていました。
なぜインターンを始めたか
インターンを始めたきっかけは、
- 東京駅周辺であったから(当時丸の内OLを体験することに憧れていましたが、オフィスは八重洲でした)
- 4月からの就職に備え、少しでも同期より前にスタートラインに立ちたかったから
- ビジョンへの共感
の3点です。
医療系を志したきっかけ
1.については割愛するとして、そもそも私が医療系を志したきっかけは、大学3年生の時に母の癌が見つかったことでした。 それまでは外国語系の大学で東アジアの国際政治についてみっちり学んでおり、医療への関心は低かったです。
長期留学のために海外の大学へアプライを出し、返事を待っていたある日の夜、家族に呼び出され、父親から母親の癌について知らされました。
小さい頃から絶対的に安心できる存在だった母が病気になったという事実は非常にショッキングなもので、留学を諦め、仕事が忙しい父と大学院のため実家を離れている兄に代わり母を支えることを決意しました。
周囲の友人殆どが留学へ行き、SNSで楽しそうな姿を見せている中、私は慣れない家事と就職活動を行わなければなりませんでした。
相談できる人も限られていたので、そこからの半年間は私の人生で最もハードな時間だったと思います。
幸運にして現在は治療を終えていますが、母の病気をきっかけにして病気は患者さんだけではなくその家族も巻き込むということ、医療は人の命だけではなく周りの人々の生活をも救うことを実感しました。
一方で、母の手術の1ヶ月程前、私を大学に合格させてくれた英語の恩師が病気のため若くして亡くなったとの訃報が入りました。
生きられた母と生きられなかった恩師、救うはずの医療の機会均等性について初めて問題意識を持った瞬間でした。
(余談ですが、治療のため母が選んだ病院は、奇しくも田社長がいた聖路加国際病院でした)
ビジョンへの共感
その後ご縁あって今の会社に内定をいただき、自分のキャリアのスタートをうまく切れるように、また、残りわずかな学生生活を少しでも充実したものにしようと長期インターンを探し始めました。
「医療系」は最近のトレンドであり、現在では医療ドメインの数多くのスタートアップが増え、大手企業も注目をしています。 数ある医療系の中で私がドクターズプライムを選んだ理由は何と言っても「ビジョンへの共感」でした。
「必要な時に、十分な医療を、全ての人に」
救急車のたらい回しをなくすという事業内容と、このビジョンをHPにてみた瞬間シンパシーを感じ、即応募。面接では「この人すごそう…」と田さんのキャラに圧倒され、ものの数分で採用を決めていただきました。
直後に同席したセールスの期首ミーティングでは、「この人たち、本当にインターン生なの」と懐疑的になりながらもその内容に圧倒され、私のドクターズプライムのインターン生としての生活がスタートしました。
ドクターズプライムで働く中で感じたもの
カスタマーサクセスチーム時代
カスタマーサクセスでは、顧客がサービスを快適に使えるよう関係値を築き、先回りしてニーズに応えることを目的に日々仕事をしていました。
始めてすぐは正直右も左もわかりませんでした。
飲食店でのアルバイト経験しかない自分にとって毎日が新鮮で楽しいものの、仕事では電話一本をかけるのにも台本を書き、躊躇しながら、震える手で発信ボタンを押し…という日々が続きました。
同じチームのインターン生は当時の自分に比べて仕事が早く、焦燥感を持ちながらも仕事をしていました。
チームの中で自分がどれだけ成果をだして貢献ができるかについて悩みながらも仕事を行なっていた、そんな半年間でした。
カスタマーサクセスチームでは、顧客にとってのベストな提案を自発的に考え、またその提案を顧客に受け入れられるように交渉します。 この環境でビジネスの基本的な姿勢が身についたと感じています。
また、チームメンバーが少ない中で、どのようにチームを自走させるかを実践から学べたのは良かったです。
サポートチーム時代、プロダクトオペレーションズ時代
その後カスタマーサクセスにて「丁寧に仕事をやりきってくれる」と評価をしていただき、この経験を活かして12月からサポートチームの発足にお手伝いとして参加しました。
その1ヶ月後からは名前を変えたプロダクトオペレーションズチームで卒業までリーダーを務めました。
ここでは、より多くのユーザーにサービスを快適に使ってもらうために、サービス全般を幅広く取り扱いました。
カスタマーサクセス時代と同様に、自分がチームに発揮できるバリューが何なのかや、初めて持つチームメンバーのマネジメントにも悩み続けていました。時に自分ばかり空回りしているように感じ、半泣きで社長の田さんや社員のよしえりに1対1で話を聞いてもらったこともありました。笑
しかしながら、
- 複数の部署を経験してきたからこそ分かるものがあり、新しいことにもチャレンジができた
- やってみたいことをすぐ実行に移せる環境で仕事の楽しさがわかり始めた
- 京輔さんの下で仕事ができた(できることなら思考全部を吸収したかった…)
など、仕事の楽しさがわかり始めたと同時に成長する機会が多く、非常に濃い3ヶ月間を過ごしました。
チームメンバーそれぞれに合わせたマネジメントの方法や、データの扱い方、仮説に基づく施策実行のいろはを学ぶなど、短い期間で実践的なスキルが数多く身につきました。
振り返ってみて
ドクターズプライムには、発言と挑戦した結果の失敗が許容されている文化、 心理的な安全性 があります。
この会社では何もやらないことが一番良くなくて、何か言ったらすぐ実行に移せる環境にあるということに気づきました。
カサス時代に他のインターン生のアピール力が凄まじく、自分が何も仕事していないんじゃないかと思われるのが嫌でした。
必然的に発言量が増えていく中で、「それいいね、やろう」といってもらえたことが案外多いことに気付いたのがきっかけです。
それによって小さな成功体験を積み重ね、より大きなことに挑戦していけました。
インターン生でありながらも、一人一人に任せてもらえる仕事の大きさと、手をあげれば何でもやらせてくれる環境にあるということを実感しました。
また、ドクターズプライムは共に働くインターン生のレベルが非常に高いことも特徴です。 インターン生が中心の会社でありながらも、わずか1年でARR(経常利益)は1億円を突破しました。
社員が少ないながらも、日常的にチームメンバーやリーダーからフィードバックがあり、すぐ業務に活かすことができます。
現在、社会人1年目として仕事を始めてから色々な人と接する中で、よきライバルであり、よきチームメンバーであり、よき友達でもある人々に囲まれる、これだけ居心地の良い環境にいられるのは本当に恵まれていたと感じています。
働く上で大切にしているもの「どのような価値観で働くか」
私が大切にしている価値観の一つに、「問題意識を持っていることを行う」ということがあります。
問題意識を抱いていることに携わることで、その思いがエンジンとなりどんなに辛いことがあっても頑張ることができるためです。
パーソナルな体験があれば、それに紐付いて問題意識を持ちやすくなると考えています。 新卒社員第一号として入社したよしえりも、パーソナルな体験を持っています。(詳しくはよしえり入社ブログ)
これは高校生の時に教師から教わった考えですが、大学の専攻や課外活動、そして会社選びもこれを軸として決めてきました。この軸の良いところは、これまで色々な活動をしてきた中で下した決定へ、後悔なく全力で臨めるということです。
今、この記事を読んで下さっている方の中には、将来自分が何をやりたいかわからない、という学生の方もいらっしゃるかもしれません。
仕事選びの切り口が色々ある中で、一つの考え方として捉えてくださると幸いです。
その中で、医療現場で起こっている社会課題に問題意識を持たれる方がいらっしゃいましたら、ぜひドクターズプライムでその思いを昇華してもらえたらと思います。
最後に
素晴らしいメンバーと共に働くことができたドクターズプライムでの9ヶ月間は、私の人生の中でも大切な時間です。就職までの限られた期間でありながら、沢山の経験をさせてくれたことに感謝でいっぱいです。
本当にありがとうございました。
現在、ドクターズプライムでは一緒に働くインターン生を募集しています。
インターン職種:セールス(フロント、インサイド)、カスタマーサクセス、サービス企画、コーポレートスタッフ
営業やカスタマーサクセスなど、職種に応じた実践的なスキルが身につきます。随時募集しているので採用情報ページまでお気軽にご連絡ください!
もしこの記事を読んで興味を持った方がいらっしゃいましたら、ぜひオフィスへお越しください。私もひょっとしたら遊びにいっているかもしれません!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!